デスクトップPC、ノートPC、タブレットPC、一体型PC等、すべてのパソコンを取り揃えております。また、ご要望に応じてPCの組み立て販売も致します。
まずは、ご要望やご予算、用途などをお気軽にご相談下さい。
ニーズに合ったPCのお見積りをさせていただきます。
パソコン選びのコツ
PC SELECTION
PCは、主に以下の働きを持つパーツで組み立てられています。
それぞれの用途に応じて、パーツの能力を考えながら選択することが必要です。
<CPU>
Central Processing Unitを略してCPU(中央演算処理装置)と呼んでいます。
人間でいえば、脳にあたるパーツですので、これがなければコンピューターとはいえません。データの演算や制御をする最も重要なパーツです。
その能力は、以下の要素で決まります。
- コアの数:演算処理を分担するグループの数です。コアの数が多いほど作業を分担して行えるので処理が早くなります。
- クロック周波数:CPUが処理する「0」と「1」の切り替えの早さです。単位は「GHz」で1秒間でどれだけ計算できるかという意味です。ちなみに1GHzは10億回/1秒です。
- キャッシュ:CPUに内蔵されているとても高速なメモリーです。頻繁に読むデータを一時的に記憶しておくことで処理の高速化を図ります。
価格は、その能力によって、数千円から数十万円まで、大きな幅があります。
<ストレージデバイス>
データを格納しておく場所をストレージデバイスと呼んでいます。アナログで例えると、本棚や資料棚と同じ役目です。本棚や資料棚から取り出した本や資料やノートをCPUが読み書きしているというイメージです。大きな本棚であれば、たくさんの本が格納できるのと同じように、ストレージデバイスも容量が大きければ、たくさんのプログラムやデータを記録しておくことができます。少し前までは、MB(メガバイト、キロの千倍)の単位でしたが、最近はTB(テラバイト、メガの千倍)単位のデバイスが主流になってきています。これは、処理されるメディアの種類がテキストデータ→画像→動画と変遷してきていることと大きな関係があります。
PCに内蔵されているストレージデバイスは、ほとんどがHHD(ハードディスクドライブ)ですが、最近は、アクセススピードが大変早いSSD(Solid State Drive)といわれるものも増えてきました。HHDは、磁性体が塗られている円盤を磁気ヘッドによって書き込みや読み出しをするもので、比較的安価です。一方のSSDは、半導体素子メモリを使った記憶媒体で、大変高速な処理ができますが、HDDほどの容量が用意されていないことが多く、今のところHDDに比べると高価です。
◎光学ドライブ
光学ドライブ:光学ドライブとはBD(ブルーレイディスク)、DVD、CD等の光学ディスクを読み取るドライブです。ブルーレイディスクドライブ(BD-D)とDVDスーパーマルチドライブがあります。デスクトップPCや一体型PCには標準装備されていることが多いので、必要に応じてどのスペックにするか選択して下さい。歴史的にはCD(保存容量:640KB)→DVD(同:4.7GB)→BD(同:25GB)と進化してきていて上位互換性がありますのでBD-DはDVD、CDを含めたすべてのドライブを読み書きできます。
<メモリ>
本棚や資料棚から取り出した本やノートを使って上手に読み書きするためには、それらを広げておくテーブルが必要になります。メモリとは、このテーブルにあたるパーツです。テーブルが大きければ大きいほど、必要なページや資料を同時に広げておくことができるため、業務が速くできます。それと同様に、PCのメモリの容量が大きければ大きいほど、たくさんのデータを同時に扱うことができるため、処理が速くなります。PCソフトの使い方によっては、たくさんのメモリを必要とすることがありますが、メモリが足りなくなると、HDDが代用して使われたりするので、処理が一気に遅くなります。フリーズしてしまうよりは良いですが、耐え難いほど遅くなってしまうこともあります。
一般的にはDRAM(Dynamic Random Access Memory)と呼ばれるチップを用いています。CPUのキャッシュと手を取り合って、高速な処理をしていますが、HDDやSDDと違って、電源が落とされると記憶されているデータは消失します。そのため、PCを起動するたびに、毎回メモリにはデータが書き込まれることになります。
Windows10では、最低でも4GB、できれば8GB以上のメモリを搭載しておくことをおすすめいたします。
<グラフィックボード(ビデオカード)>
グラフィックボードとは、マザーボードに取り付ける、ディスプレイ(画面)に画像や動画を映すために必要なパーツです。最近は、マザーボードに埋め込まれていることが多いのですが、それ程高性能なものではないことが多いため、よりきれいな動画や映像を映すためには、高性能のグラフィックボードが必要になります。そのため、動画や画像を駆使したゲームをする場合や複雑な映像処理を行ったりする必要がある場合は、できるだけ高性能のグラフィックボードを標準で搭載している機種を選択するか、あとから増設すると良いです。
<サウンドボード(カード)>
サウンドボードとは、PCで鳴らす音を、より高音質にするためのパーツです。グラフィックボードと同様に、最近はマザーボードに埋め込まれていることが多いのですが、「音楽を高音質で聞きたい」「映画を臨場感を持って楽しみたい」「ゲームをもっと迫力のある音で楽しみたい」という方には必要です。また、ほとんどのボードには様々な入出力の端子が装備されているため、外部スピーカーやゲーム機との接続も可能です。マイク端子も高性能のものが搭載されています。マザーボードに取り付ける種類とUSB接続のものがあります。